突然ですが、「愛する」と「大事にする」って、全然イコールでつながらないってご存じです?
好きとか愛してるとかは感情ですが、大事にするは行動です。感情と行動をなるべくつなげていくことが、愛情表現の作業。この点をつなげる努力ができない殿方は、婚活が長引きやすいです。長引くというか、終わらない可能性すらあります。
さて、「婚活デートの頻度は週に1回が理想」と言われるのは皆さんもご存じのとおり。これにはさまざまな理由があるのですが、結局のところ愛情を行動にできるかどうかって話なんです。
もし、仮交際を始めたお相手に「週に1回はちょっと面倒だな……」と感じるのであれば、そのお相手は辞めた方がいいです。心から大事にしていきたい、もっと知りたいと思うのであれば、多少の無理をしてでも週に1回の時間を作ろうとするはずだから。
それを「面倒」と感じるなら、そのお相手はあなたにとってベストではない証拠です。見た目の良さや条件が合ったとしても、それ以上に確認すべきは、あなたが大事にしていきたいと思えるかどうか。
その段階で週に1回のデート時間を作る努力ができないお相手を、この先何十年も大事にしていけるはずがありません。女性としても、「自分に時間を作ってくれるかどうか」を”愛情表現の行動”の基準にします。
めちゃくちゃ現実的な話をしましょう。婚活のゴールは結婚することですが、ゴールの先にはまた次のステージである”生活”が待っています。
ロマンチックで刺激的な日々ではなく、洗濯をするとか掃除をするとか、親の老後とかお金とか、生活ってそういうことです。男も女も、自分のことで手一杯で当たり前なんです。
疲れてため息を出してしまったとき、誰かに「ちょっと休憩しない?」って珈琲出されたら、もう少し頑張ろうって思えるじゃないですか。勇気を出して「明日会いたい」って伝えたとき「今誘おうと思ってた」って返ってきたら、嬉しくなるじゃないですか。
珈琲を出したり、相手が望む以上の答えで返したり、そういうのって全部思いやりです。結婚生活って、お互いがそういう思いやりを持って接していく。それで、「もう少し頑張ろう」とか「嬉しい」とかを暮らしの中で増やしていく形が理想だと思うんですよね。
結婚して誰かを大事にするというのは、自分で手一杯な生活の中、それでも思いやりを持って接する努力を続けること。
だから、最初の段階から週に1回のデート時間すら作ろうと思えないお相手と仮交際を続けるのは、お互い時間の無駄なんです。
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