草食系男子やロールキャベツ男子なんて言葉が流行した時期もありましたが、なんだかんだとモテるのはちょっと強引さがある男だったりします。なんていうか、このタイプの男性はどの時代でもちゃんとモテるんですよね。
ただ、同じくらい常にウヨウヨしているのが”自称ドS”の男さん。ドラマや漫画でのイケメン王子様ならいざ知らず、現実にいる自称ドS男の痛いこと痛いこと……。
マッチングアプリなんかでも、たかだか数回のメッセージの中でちょっと意地悪なことを言ったあとに「ごめんね♡俺ってSだから」とセンスのない絵文字付きで送ってきたりする。信頼関係もできてないのに、それで喜ぶとでもお思いなのでしょうか。スマホの向こう側では鳥肌立たせてます。
付き合ってもないのにほっぺをむにゅーっとしてニヤニヤするのも、このタイプ。「お前ってこうじゃん？」と上から物を言ってくるのも、このタイプ。ああ、やだやだ。
じゃあモテるSと自称ドSの違いってなんなのかと言えば、「優位性を押し付けるかどうか」だと思うんですよ。モテるS男性って、相手との関係性は平等を保ちます。相手の意見も尊重するし、本気で嫌がることはぜったいしない。
良いSって優しくて、相手との信頼関係があるってよく言うじゃないですか。つまりそういうこと。多くの男性が「女より優位に立ちたい」と心のどっかで思ってたとして、それは本能として仕方ないかもしれないです。
でもね。
じゃれ合いならそれで楽しくても、「俺の方がお前より上」が会話の節々に出るような男と一緒にいると、心が疲弊していきます。だから自称ドSが婚活市場で売れ残るのは、当然なんです。
マッチングアプリや結婚相談所で出会った女性に「ちょっと意地悪したいな」と思っても、あなたが考えているタイミングはたぶん早すぎます。相手の人間性がちゃんと見えて、正式なお付き合いに進んで、お互いに嫌なことは嫌と言える関係になってからじゃないと！
女性って、相手の男性が優位性を好むタイプだと判断して、ある程度それに付き合うくらいの器量はだいたい持ち合わせてるんですよ。でも心の中では「コイツとの結婚はないな」と即ジャッジされてるので、自称ドSの男さんたちは、気を付けてね。
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