初デートはたたでさえ緊張するものですが、「婚活」となればなおさら不安を覚える人が多いのではないでしょうか?とくに婚活中の初デートにおいて、もっとも気がかりなポイントは「会話」ですよね。
「初デートで会話が盛り上がらなかったらどうしよう……」「聞いちゃいけない質問ってなんだろう?」など、さまざまな悩みがあると思います。
そこでこの記事では、婚活中の初デートで「避けるべき会話」「盛り上がる会話トピック」を中心に、「距離感を縮めるコツ」までお伝えしていきます。サラッと一読しておくだけでも、初デートでの失敗リスクがグッと減りますよ!
婚活中の初デートにおける目的を再確認!
婚活中の「初デート」は、ただのデートではありません。目的をしっかりと再確認して、初デートを成功させましょう!
お相手との距離を縮める
婚活中の初デートにおけるもっとも重要な目的は、「お相手との距離を縮める」です。ふつうのデートと婚活中のデートの違いは、最初からお互いに結婚を意識している点にあります。
「今が楽しければそれでいい」と思って、デートに来る女性はいません。どんな女性であっても、あなたとの結婚を意識したうえで、会いに来るんです。
いくらマッチングアプリのメッセージでやり取りを重ねても、実際に会って会話をしなければ、結婚するイメージなど湧きませんよね。そのため婚活中の初デートでは、メッセージ上の関係性から「結婚を視野に入れた関係性」まで距離感を縮めるのが目的となるのです。
2回目のデートにつなげる
婚活を成功させる秘訣のひとつに「週1回の頻度でデートをする」があります。なぜ週1回のデートが成功につながるのか?については、別記事にて解説しているため割愛しますが、初デートで意識してもらいたいポイントが「2回目のデートの約束をする」です。
初デートが良い印象で終わったとしても、2回目デートの取り次ぎが数日後になれば熱も冷めてしまいます。デート中に次のデートを誘うのは、王道かつ成功テクニックのひとつです。
2回目のデートをその場で取り次ぐためには、事前の情報収集が欠かせません。お相手はどんな場所に行きたいと思っているのか?予定がつきやすい曜日は?など、メッセージのやり取りで得られる情報はしっかりとおさえておきましょう!
婚活中の初デートで避けるべき4つのNG会話トピック
婚活中の初デートで「何を話していいか分からない……」となったとき、うっかり相手を不快にさせてしまう質問はぜったいに避けたいですよね。ここでは婚活中の初デートで避けるべき「4つのNG会話トピック」をお伝えしていきます。
お金のこと
結婚を前提に考えているため、年収や家賃、貯蓄額など、お相手のお金周り事情はいろいろと気になるかもしれません。しかし初デートで、いきなり年収や家賃を聞くのは失礼です。
人によっては「条件」として挙げているケースもありますが、「婚活中だから許されるだろう」とは思わないでください。こうした部分に関しては、結婚前提のお付き合いにステップアップしてから、ゆっくりと聞いていきましょう。
家庭環境
両親や兄弟については、じつは難易度の高い会話トピックです。人によっては複雑な家庭環境で育ったバックグラウンドを持ちますし、初デートでいきなり踏み込むべきではありません。
「兄弟はいるの?」「実家はどちら?」くらいの、表面的な質問ならOKです。しかし両親や兄弟との関係性は聞かないように注意しましょう。また、複雑な家庭環境で育った人の場合、過度な”親思いアピール”や”家族の仲良しエピソード”はかえって距離を置かれる要因となります。
見た目
多くの男性がうっかりやらかしてしまいがちな会話トピックとして、「見た目」があります。「脚がきれいだね」「顔が小さいね」など、褒めているつもりでも身体的特徴に触れるのは厳禁です。
セクハラと受け取る女性も多いですし、そもそも婚活において必要のない会話です。また、デート中に通りすがった人を指して「あの人〇〇だね」と身体的な特徴を指摘するのも、女性はドン引きしますので、注意してください。
婚活進捗状況
婚活デートは、複数のお相手と同時進行でデートを重ねる人も多いです。「この人は他にどんな人とデートをしているんだろう?」と気になってしまうのは仕方ありませんが、ストレートに聞くのは避けましょう。
「婚活はいつから始めてるんですか?」「どんなマッチングアプリを使っていますか?」なども、うっかり聞いてしまわないように注意したいですね。お相手の女性からすると、初対面で婚活状況まで詮索されるのはストレスです。
お相手のほうから積極的に話してくるケースもありますが、サラッと相槌を打つ程度でOK。掘り下げて聞かないようにしましょう!
婚活中の初デートで会話を盛り上げるコツ
婚活中の初デートでは「距離感を縮める」が最大の目的。初対面のお相手と、会話を盛り上げつつ、距離感を縮めていくコツをおさえておきましょう。誰でも簡単に取り入れられますよ!
敬語とタメ語をまぜる
これはテクニックとして覚えてもらいたいのですが、敬語とタメ語をまぜると、初対面で距離感をグッと縮められます。きれいな敬語を使える男性は、結婚相手として高く評価されやすいです。しかしその一方で、ずっと敬語での会話が続くと、いつまで経ってもどこか他人行儀です。
婚活中であれば、デートの段階でお互いにある程度メッセージのやり取りなどはしているはず。初デートで少し敬語を崩していったほうが、お相手もリラックスできるようになりますよ。
タイミングとしては、食事している最中に、少しずつタメ語を混ぜてみてください。最初は「うんうん」「へ~それは面白そうだね」など、相槌だけをタメ語にするとナチュラルです。
相手の話をさえぎらない・否定しない
婚活とはいえ、初デートではまだまだお互いの信頼関係は築けていません。一番、「人として」を見られるのが初デートです。
話をさえぎったり、否定ばかりしたり……そんなお相手とは、一緒に暮らしてもストレスが溜まりそうだなと感じてしまいますよね。初デートではまだまだそこまで踏み込んだ会話もしませんので、「自分とは意見が違うな」と思っても、まずは最後まで丁寧に耳を傾けてください。
話を最後まで聞いてくれる・否定しない、これができる男性はとても少ないです。そのためこれだけでも女性からの好感度はアップしますし、もっと自分を知って欲しいと思ってもらえますよ!
婚活中の初デートでおすすめの会話トピック3選
ここからは、婚活中の初デートでおすすめの会話トピックを4つ紹介します。ただ盛り上がるたけではなく、結婚相手としての価値観を探ったり、2回目のデートへつなげたり、婚活成功への秘訣が詰まったトピックです!
メッセージのなかで話した内容(趣味)
お相手の趣味や好きなものは、デート中の鉄板とも言える会話トピックです。とはいえ、なんの脈略もなしに「趣味はなんですか?」と聞いてしまうと、その後の会話を続けるのが不安な方も多いのではないでしょうか。
そこで切り出し方として、「そうそう、そういえばメッセージで〇〇が好きとお話していましたが~」をおすすめします。一度聞いた内容であっても、メッセージと直接の会話では伝え方にも捉え方にも違いが生まれますよね。
お相手は「覚えててくれた」と好印象を持ちますし、「そうなんです、最近では……」と会話をスムーズに発展させていけます。またあなたとしても、軽くリサーチをしておけるため、反応や相槌に困らなくなるはずですよ。
いま一番行きたいところ(2回目デートへつなげる)
婚活中の初デートには「2回目デートにつなげる」という、大きなミッションがあります。もちろんお互いに気に入ればの話ではあるものの、スムーズに2回目を切り出すには、「いま一番行きたいところ」を会話にまぜるのがおすすめです。
「外食はどんなジャンルが好きですか?」「最近気になっているお店はありますか?」と、違和感なくつなげられますよね。そこから「じゃあ次はそのお店へ行きませんか?」と誘う流れにするのですが、ここでのコツは“少し時間をおいてから誘う”です。
気になるお店の話をした流れで誘っても良いのですが、多少時間をおいてから誘われたほうが「気にかけてくれた」と嬉しさがUPして、印象が良くなりますよ。
お金をかけていること(金銭感覚・価値観)
貯蓄額や年収について踏み込むのは失礼ですが、お相手の金銭感覚は婚活を進めるうえで重要なポイントです。そこで婚活中の初デートでは、金銭感覚や価値観を知るために「お金をかけていること」を聞いてみます。
「最近いちばんの高い買い物はなんですか?」「日ごろ意識してお金をかけていることってありますか?」などの聞き方がおすすめです。ストレートに貯蓄額や年収を聞くよりも、本来の金銭感覚・価値観が分かりますよ!
まとめ
婚活中の初デートは、ふつうのデート以上に緊張してしまいます。しかし最初は「2回目のデートにつなげる」ができたら大成功です!
そのために必要なことは、NG会話トピックをまぜない・相手の話を最後まで聞く。これだけです。
お相手と丁寧に向き合えば、良い印象で初デートを終えられますよ。
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