今日もどこかで繰り広げられる奢り奢られ、割り勘論争。結論から申し上げますと、どっちでもえーわ。だってこれ、ただの価値観ですもん。正解とかないです。ただし、”婚活初デート”という場においては「割り勘しないで男が奢る」が正解です。
まずそもそも、ほとんどの結婚相談所で「お見合いでのお茶代は男性が負担」としていますし、仮交際に進んでからの初デートでも、費用は男性が持つのが無難。理由は無難だから。そして無難を選んでおかないと、2回目のデートに進めないから。
たしかにお金に対する価値観って重要ですし、結婚するなら特に気になるポイントかもしれません。いや、でも、その価値観のすり合わせ、2回目以降のデートじゃダメなんですか……？
婚活の初デートって、そんな細かい価値観まですり合わせる時間ではありません。いくら結婚するお相手でも、100％価値観が合うなんてありえませんよね。デートを重ねながら、大きな価値観から段階を経て、だんだんと小さな価値観をすり合わせていくのが婚活作業です。
最初から小さな価値観を主張されるって、ちょっと面倒くさい。初デートでは細かい価値観がどうかよりもざっくりとした”印象”の方が強く残るので、「あの人面倒くさそう」と思われたらそこで終了します。
だからといって金銭面で頼りがいのある男を大げさにアピールする必要もなく、”初デートのお会計”というデリケートな場面を、いかにソツなくやり過ごせるかどうかが問題。
あなたが初デートで目標とすべきは、「割り勘に応じてくれるかどうか」や「お財布を出そうとするかどうか」でお相手を試すことではありません。お相手にお会計シーンを1ミリも思い出させない、こっちの方が重要です。
割り勘は悪いことではありませんよ。ただ、割り勘についての価値観を初デートで押し付けたり、お会計でお相手を試すようなことをしたりするのは、素敵じゃないんです。素敵じゃない人は、2回目のデートまでたどり着けないんです。
だって初デートで割り勘かどうかに、結婚生活を左右するほどの重要性があると思います？割り勘を申し出る女性ならそれで結婚相手として完ぺきですか？そんなわけありませんよね。その点を分かっている男性は、そもそも初デートに割り勘論争の主張を持ちこみません。
割り勘論争に参加しない男こそが、モテるのです。
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